小学校の授業についていく方法 その3

何回か書いていますが、とにかく小学校の授業についていけている児童は非常に少ないのが現実です。
その原因は「先生の話を聞き自分で行動する」という習慣ができている児童が少ないことです。
そのような習慣をつけるための方法を2つ紹介してきました。

1つ目が、日記スタイルで意識を身につける方法で、


2つ目が、家庭のルールを通して人の話に集中する癖をつける方法です。

今回は、家庭で自然にできるトレーニングを紹介します。
このトレーニングで話を聞き自分で理解する力が伸びていきます。

やり方

聞く習慣がついていない子どもは目に頼って生活しています。授業中も、周りの児童や黒板を見て、真似をして行動しているのです。
そこで、目を使わず耳で聞くための最適な機械、「電話」を使います。

1.家に電話をかけてもらう

おばあさん、おじいさんにお願いしても良いですし、外出しているお父さんやお母さんでも構いません。
家にいない大人の方が家に電話をかけます。

2.お子さんを呼び出す

電話をかけた大人は、お子さんと話をしてください。お子さんが電話に出るのであればそのまま話せば良いですし、違う人が出たのであればお子さんに代わります。

3.お願いや質問をする

お子さんが出たら、
「冷蔵庫に牛乳があるかを見てくれる?」
「テレビの予約をしてくれる?」
「お父さんの部屋にある本の中に『○○』という本があるかを探してくれない?」
「お母さんに『明日の朝食どうしようか』と聞いてくれる?」
などと、依頼や質問をします。どんなものでも大丈夫です。とにかく聞いたお子さんがその後に何かしらの行動を取らざるをえないような依頼や質問をしてください。

基本的なやり方は以上です。

レベルアップしたら

慣れてきたら、一度に複数の依頼をしてください。
「買い物をして帰るから、『冷蔵庫に牛乳と玉子があるかを見て』、『部屋にボールペンがあるかを見て』もらっても良い? あ、あと、『今日の映画を録画しておいて』」
というような要領で、依頼を複数行います。

注意事項

とにかく、「できなくても責めないこと」です。最初のうちは失敗したり、よく理解できなかったりすると思います。しかし、逆に言えば、そういう子どもこそ、このトレーニングをやる意味があります。責められるとやりたくなくなりますから、できていなくても「ありがとう、またよろしく!」と感謝の気持ちを伝えてあげてください。

まとめ

今回のトレーニングは、「聞く」→「動く」という一連の流れを強化するトレーニングです。意外に思われるかもしれませんが、「聞いて行動する」ということが身体に染み付いていない子どもは非常に多いのです。
このようなトレーニングを通して、自分で聞いて自分で動くことを習慣にしていってもらいたいと思います。

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