子どもの理解力を上げる親の習慣~声かけ編~

中学受験のために進学塾に通っている子どもの保護者さんの悩みの1つが
「塾についていけていない」
ということでしょう。

進学塾の指導は、進度も早く、覚える量も膨大であり、内容も抽象的と非常に学習者には負荷が高いものになります。
ついていくためには、読む力・聴く力といった理解力をかなり高いレベルまで鍛えておかないといけません。

さて、理解力の違いはどうして生まれるのでしょうか。
多くの方は遺伝と考えているかもしれませんが、それ以上に大きいのが「周りの大人の声かえ」です。
今日は、子どもの理解力を高める周りの大人の声かけを紹介します。
将来的にお子さんの受験を考えている方はもちろん、そうでない方も是非参考にしてみてください。

声かけの違い

まず最初に「理解力を高める声かけ」と「理解力に変化を与えない声かけ」の違いを見ていきましょう。
どちらが理解力を高める声かけなのかを考えてみてください。
学校での様子を尋ねるとき、

(1)今日、学校、どうだった?
(2)今日、学校で何か面白いことはあった?

夕食のメニューを相談するとき

(1)夕飯、どうする?
(2)太郎が夕飯で食べたいものは何?

公園で遊んでいるとき

(1)鉄棒、行く?
(2)向こうに鉄棒もあるみたいだけど、今度はそっちで遊んでみない?

さぁ、いかがでしょうか。
結論から言えば、全て(1)が「理解力に変化を与えない声かけ」で(2)が「理解力を高める声かけ」です。

もちろん、(1)のような声かけをしてはいけないわけではありません。
日常生活では(1)のような声かけが大部分を占めるでしょう。
ただ、現実に(1)のような声かけしかしない大人に囲まれていると子どもの理解力は低いままになります。
(2)のような声かけも子どもの理解力向上には必要なのです。

細かいことを言うと色々あるのですが、大きな違いは2つです。

1.「が」「で」「に」「は」などの助詞を使う
2.一つの文がある程度の長さを持つ

この2つを満たす文を子どもに投げかけると、その分だけ子どもの理解力が伸びていきます。
単語を繋げて何となく理解するわけではなく、日本語の文法を使って理解することが強いられるからです。
わたしたちが提唱する「文法よみ」を生活の中で習得していくことができます。

(注)
文法よみ:知らない言葉が入っている文を理解するための方法。自立語ではなく付属語に意識をおいて理解する。

この「文法よみ」によって進学塾の早い授業にもついていくことが可能になります。

今回は、声かけの違いについて書きました。
次回は、実際に大人の声かけを改善していく方法を紹介します。

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